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映画『コードネームU.N.C.L.E』を観た

2016 年 4 月 10 日


TSUTAYA DISCASのDVDレンタルで、『コードネームU.N.C.L.E』(2015年公開)を観ました、

映画『コードネームU.N.C.L.E』

画像:映画.comより

ガイ・リッチー監督による、ややコメディタッチのバディものスパイ映画でして。

およそ50年ほど前にアメリカで製作・放映された、『0011ナポレオンソロ』という人気ドラマのリメイク作品とされていますが。

実際のところ内容やキャラクタはドラマ版をベースとしながらも、かなり違う点も多いですから。

『0011ナポレオンソロ』のファンにとっては、まったく別モノと捉えて観たほうが違和感無く楽しめるんじゃないかと思われます。

映画の舞台はTVドラマ版の放映時とほぼ同じ頃で、1960年代前半の東西冷戦時代です。

核兵器製造の新技術を開発した科学者を誘拐し、その技術によって作った核弾頭を売りさばこうと企てる謎の組織。

CIAとKGBの2人のエージェントが科学者の娘の協力を得つつ、その企みを阻止するためにコンビを組んで大活躍というのが簡単なあらすじになります。

主役の元犯罪者でCIAにスカウトされた経歴を持つ腕利きエージェント“ナポレオン・ソロ”は、最近スーパーマン役で知られるヘンリー・カヴィルが。

そしてもう1人の主役であるKGBのエリート“イリヤ・クリヤキン”は、アーミー・ハマーが演じています。

ドラマの“イリヤ”はもっと優男で坊ちゃんっぽっかったと思いますが、アーミー・ハマーの“イリヤ”は肉体派のマッチョガイになってますね。

ところでドラマ版でこれらの主役を演じたロバート・ヴォーンとデヴィット・マッカラムが、どこかでカメオ出演しないかなと期待したんですが。

残念ながら、その期待は叶えられませんでした。

お二人とも最近ではTVドラマの『華麗なるペテン師たち』や『NCIS』の検死官ダッキー役なんかで出演されてるんで、ご健在だとは思うんですがね。

さて話を戻しまして、主役2人に協力する科学者の娘“ギャビー・テラー”として勝気で車の運転の上手い女性自動車整備士が登場しますが。

そのヒロインを特に最近評価がグイグイ上昇中で先頃アカデミー賞も受賞した、アリシア・ヴィキャンデルというスウェーデンの女優さんが演じてまして。

これがまたキュートで時代背景に合わせたレトロなファッションが実に似合ってまして、主役の2人より目立って見えるほどですよ。

それからCIAとKGBの間を取り持ち、サラッとオイシイところを持ってく感じの英国エージェントをヒュー・グラントが演じてるんですが。

ほぼチョイ役なんで、ファンの方は少し物足りないでしょうね。

タイトルにある「U.N.C.L.E(アンクル)」というのは、「United Network Command for Low and Enforcement(法とその執行のための世界共同網部隊)の略でして。

つまりは世界の平和を守る秘密機関ってヤツなんですが、この映画ではまだ誕生していません。

いゃ正確に言うと、ラストシーンがその誕生の瞬間になりまして。

ですから物語のラストまで「U.N.C.L.E」の名は出ませんし、もちろん洋服屋の更衣室から入る秘密基地も「オープンチャンネルD」も出てきません。

それは“ナポレオン・ソロ”と“イリヤ・クリヤキン”とがまだ仲間ではなく、話の序盤で初対面することからも分かることなんですが。

すなわち、この映画が「U.N.C.L.E」の“エピソード0”にあたるんですね。

そういう意味ではドラマ版のファンの人達も、けっこうワクワクっとするんじゃないかと思いますよ。

というわけでいずれ続編もあるかと思われますし、クスリと笑えるシーンも挟みながらアクション等も気楽に楽しめる映画なんで。

まずは、とりあえず観ておくというのも悪くないかと。

余談ですがKGBで“イリヤ”が“ナポさん”の情報を得るシーンで、スライド映写担当としてあのベッカムが出てますので。

サッカーファンの方は、そこもお見逃しなく。


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