きのうの「一六タルト桜」に続きまして、新橋にある「香川・愛媛せとうち旬彩館」というアンテナショップで買ったものでして。
愛媛に本社を持つ「株式会社母恵夢」の、「ベビー母恵夢 春のさくら」(6個入り税込み540円)です。
我ら中四国地方の出身者にとって「母恵夢(ポエム)」は、“モダンな和菓子”として説明の必要もない瀬戸内銘菓ですが。
ご存知でない方は、これまでの記事に「ベビー母恵夢 瀬戸内レモン」や「ベビー母恵夢 いちご」などがありますのでソチラもご参照頂ければと。
簡単に言うと、白餡を薄皮で包んだ洋風な味わいの饅頭でして。
これは、オリジナルの丸い形の「母恵夢」よりも小さいサイズの「ベビー母恵夢」になるんですが。
その「ベビー母恵夢」の、春の季節限定バージョンになります。
大きさは縦横が6cm×4cmくらいで名刺の半分よりも大きいくらい、厚みが2cmほどと3・4口で食べられる程度ですね。
賞味期限は4/16になってますから、日持ちは3週間ほどのようです。
桜色の個包装を開けてみるとフワリとチェリーの香り、そして食べてみるとやはりサクランボを思わせる風味がします。
と言っても果実のサクランボってのは、どんな味だか香りだかハッキリとは思い浮かばないんですが。
よくあるチェリーテイストのお菓子の、あのフレーバーが感じられるんですよ。
はたして原材料を見てみると、なるほど“さくらんぼジャム”が使われてるとのことで。
さらに桜花ペーストも入ってるようですが、やはりチェリーのほうが勝ってる印象ですね。
桜餅の味わいを想像してたので一瞬面食らいましたが、これはこれでナカナカ美味しいですよ。
春を感じさせる瀬戸内銘菓として、一度は試してみる価値はあるでしょう。
とはいえ実は販売予定が3月下旬までで、発売から販売終了までが3週間ほどしかないというレアアイテムらしく。
オレが買った「香川・愛媛せとうち旬彩館」でも、店頭にあるだけで入荷はもう無いという話でしたから。
残念ながら、もう今年は手に入らないかもしれません。
もし万が一どこかで見かけることがありましたら、それはもう運命と思って手に取るべきかも知れませんよ。