今日は松屋銀座へ行きまして、地下の銘家逸品という全国の銘菓をいろいろ扱ってるコーナーをのぞいてみました。
この松屋の銘家逸品は、隣の三越の銘菓コーナーに比べると品揃えが少なめでして。
いつもはチラと横目で見る程度で素通りしてるんですが、今日は何となく気が向いて注意して見てみたところ。
気になる品がいくつか目にとまったんで、それらを買ってみることにしました。
というわけでその内の一品が、この「舟和」の「芋ようかん・あんこ玉詰合せ」(税込み907円)です。
「芋ようかん」が3本と、「あんこ玉」が6個入った詰合せでして。
「芋ようかん」のサイズは長さが8cmほどで、断面が麻雀パイの面よりチョイ大きいくらいの棒状をしてます。
創業から百年以上の老舗和菓子屋「舟和」の「芋ようかん」といえば、甘いもの好きの人なら誰もが知る有名な人気商品ですが。
このややネットリした正に焼き芋の味わいの「芋ようかん」は、オレも好物の一つでして。
アッサリした後口の甘さなんで、3本くらいはペロリといけますね。
店がおすすめする食べ方として、オーブンやフライパンで焼くと香ばしくなってまた美味しいとのことですが。
面倒がりなオレは手早くレンジで軽くチンしまして、これもホックリした味わいでナカナカ良いですよ。
さて続いて「あんこ玉」のほうですが、コチラも言わずと知れた「舟和」の人気商品。
ところが、実はこれまで一度も食べたことが無いんですよね。
寒天で覆われた表面はツルンとしてて、キラリと光ってる様子はガラス玉のようでとても美しいんですが。
なにしろ直径が3cmほどと、500円玉より少し大きいくらいのサイズの漉し餡だけの丸い固まりですから。
粒餡好きのオレにとっては、どうにも美味しそうに思えなくてスルーしてきたんですよ。
それが今回初めて食べてみて、これまで食べなかったことをとても後悔しましたね。
とにかく程よい甘さで食べやすく、しかも餡子とは思えない変わったフレーバもあって美味いんです。
今回の6個入りの種類の内わけは、小豆が2個と白いんげん・抹茶・みかん・珈琲がそれぞれ1個ずつ入ってまして。
小豆を始めとする餡子として定番モノは、もちろん満足のいく美味しさなんですが。
みかんや珈琲といった変わった風味が、餡子とこれほど馴染むなんてビックリしましたよ。
特にみかんの味の「あんこ玉」は、フルーツ感あふれる味わいでとても気に入りました。
このセットには含まれてませんでしたが、同じくフルーツ系で苺の「あんこ玉」もあるんだそうで。
次に食べるときは、是非その苺も食べてみたいですね。
このセットは要冷品で、消費期限が3/28になってますから日持ちは購入日を含めて2日ほどでしょうか。
銘家逸品では入荷が土曜のようなんで、土曜に買えれば3日ほど日持ちするかもしれません。
餡子好きのかたへの手土産に、とても喜ばれる一品かと。