今日は日本橋まで来たので、ついでにタカシマヤの地下でものぞいてみるかと足を運びましたよ。
そこで目にとまったのが、「榮太樓總本鋪」の「いちご大福」(税込み270円)です。
苺大福は好物の1つなんですが、この冬はあまり食べてないんですよね。
というわけで4つを購入、箱に入れてもらってキレイに専用の包装紙で包んでもらいましたよ。
「榮太樓總本鋪」というのは、日本橋に本店を構える有名店で。
創業から150年以上、その前身の屋台売りの頃も入れると200年近く続くという老舗中の老舗の和菓子屋さんです。
さて帰って早速箱を開けてみましたが、この「いちご大福」ナカナカの大きさでして。
ピンポン玉より2回りくらい大きいと言いますか、もう少し大きければテニスボールくらいになろうかというサイズですね。
では中の苺はとナイフを入れてみたんですが、苺自体は比較的小さめ。
その差を埋めるのは何かと言いますと、タップリと入ってる漉し餡なんですね。
苺大福にこれだけ餡子が多く入ってるのは、珍しいような気もしますが。
とにかく食べるときに、チョットかじった程度ではイチゴに届かない場合もあり得ますからソコは要注意ですよ。
ですから大きめに口を開いて、ガブリと食べるのが正しいやり方でしょう。
するとややアッサリした味わいの餡子と、甘酸っぱいイチゴとがうまく口に入って美味しく食べられます。
「榮太樓總本鋪」の餅は、せっかちな江戸っ子が食べやすいように歯切れの良い固さで作るのが伝統なんだそうで。
この「いちご大福」の薄ピンク色の餅も、あまり伸びのない程度の歯応えを感じますね。
羽二重餅のようなフワフワした柔らかい餅が好きな人だと、お気に召さないかもしれませんが。
オレはこのくらいムニッとした口当たりがあれば、十分美味しく感じられますよ。
それからオレは粒餡派なんですが、このアッサリ目の味わいの漉し餡もけっこう美味しく感じられました。
もう少し苺が大きいほうが良いような気もしつつ、苺が小さければその分タップリの餡子の美味しさが存分に味わえるというコトもあり。
バランス的に、どちらを取るか悩ましいところですが。
とにかくこの「榮太樓總本鋪」の「いちご大福」は、この状態で十分美味しいという結論でまとめたいですね。
生菓子ですから消費期限は、購入当日までとなってます。
初めて食べる人にはいくつか不満を感じる点もあるやも知れませんが、そのへんを踏まえたうえで一度試してみてはいかがかと。