きのう有楽町から東京駅に移動しまして、ついでに大丸東京店に寄ったんですが。
そこで期間限定出店してたのが、埼玉の手作りチーズケーキの店「ダンテ」です。
「ダンテ」というのは30年以上前に南浦和に開店してから、無添加でこだわりの素材を使ったチーズケーキを作り続けているお店で。
いまや埼玉のチーズケーキ好きなら誰もが知るという、評判の人気店なんですね。
というわけで、その「ダンテ」一番人気の「ベイクドダンテ」(税込み1,296円)を買って帰りましたよ。
透明なプラ容器にかかった帯紙には、“濃厚な口解けのチーズケーキ”とあります。
その中の型紙に入った直径12cmほどの「ベイクドダンテ」は、こんがりとした良い焼け色。
周りの紙が固くてケーキを取り出そうにもそのまま切ろうにも、ナカナカ上手くいかなくて苦労しながらどうにかカットしまして。
ようやく、最初の一口にありつきましたよ。
底に薄いビスケット生地があって、その上に厚さ3cmほどのチーズケーキがのってまして。
食感はベイクドチーズケーキですからややモッサリしてますが、それでも適度なネットリ感は保ってます。
そしてその口当たりの余韻を残しつつ、すぐに舌の上で溶けていくような印象ですね。
それより何より特徴的なのは味の方なんですが、普通のチーズケーキとはぜんぜん違ってまして。
かなり、洋酒の風味を強く感じるんです。
原材料名を見ると「乳、卵、砂糖、小麦粉、洋酒、バター、塩」となってて、確かに洋酒が使われてるようで。
ラムレーズンと同じ香りなんで、ラム酒が使われてるんでしょうか。
“乳”よりも“卵”よりもさらにはチーズ感よりも、その“洋酒”の主張が強いように思われます。
なかなか変わった味わいのチーズケーキで、けっこう好き嫌いが分かれそうに思うんですが。
とはいえコレが一番人気の商品らしいですから、意外にこういった味はウケが良いんですかね。
かく言うオレは、この味けっこう好きです。
ただ一般的なチーズケーキとはチョット味の傾向が違うんで、そのへんは初めて食べる人は知っておいた方が良いかも知れませんよ。
この「ベイクドダンテ」は日毎に熟成されて味が変わるんだそうで、賞味期限内に毎日少しずつ食べるのがおすすめらしいんですが。
オレは美味しいモノは食べるのを止められないたちなんで、ついいっぺんに全部食べてしまいました。
ちなみに賞味期限は2/4になってますから、10日近く日持ちしたようです。
次回食べるときは、落ち着いて少しずつ食べてみたいですね。