きのう行く予定だった、京王百貨店新宿店で開催中の「第51回有名駅弁と全国うまいもの大会」なんですが。
あいにくの雨天のため延期しまして、ようやく今日行ってきましたよ。
平日の昼過ぎだったんですが、ナカナカの混みようで。
ただ行列はほとんど無くて、「551蓬莱の豚まん」と「会津屋のたこ焼き」だけナゾの長蛇の列だったのはヤッパ寒さのせいでしょうか。
それから意外だったのは、今回の催事の目玉と言える「台鉄パイコー弁当」がそれほど売れてないようで。
販売側では整理券も配布するという準備もしてたんですが、普通に売り場で並ばないでも購入できるような様子でしたよ。
そんな感じなんで、オレの第1目的の「梅ヶ枝餅」も行列無しで難無く購入。
そして第2目的の「炙りあなごめし」(税込み1,400円)も、並ぶことなくスムーズに手に入れることができました。
そんなこんなで戦利品を手に帰宅しまして、「炙りあなごめし」は消費期限が購入当日だったので晩ゴハンで食べることに。
売り場で作ったモノのようで買った当初はホンノリ温かかったんですが、さすがに夜になると冷めてますね。
とはいえ駅弁ってのは冷めても美味しいのが本筋というものでしょうから、そのまま温めずに食べることにしましたよ。
ところで販売元の「あじろや」っていうのは、「広島駅弁当株式会社」という会社の弁当の製造・販売をするブランドでして。
広島駅の駅ビルにも、お店があるようですね。
広島というと牡蠣が有名ですが、実は穴子料理も隠れた名物だったんですよ。
以前は広島で穴子を食べたなんて話を聞くと、この人はナカナカの広島ツウだなと一目置いてたんですが。
最近では広島のあなごめしも有名になってきて、知る人ぞ知る名物って感じじゃなくなってきたようですね。
さて話は戻って「炙りあなごめし」ですが、大きさは縦横が17cm×10cmで高さが5cmほどでしょうか。
女性用弁当箱くらいの小ぶりのサイズで、周りが木製で底は紙製になってますよ。
フタを開けるとビッチリと一面の穴子になってまして、ご飯には炊き込みご飯のように味付けがされてるようですね。
オレは穴子には、タレと言うかツメがタップリかかってるほうが好みなんですが。
この「炙りあなごめし」にも、オレの期待ほど十分とは言えませんが甘いツメがかかってて良いです。
広島の穴子弁当というと、「うえの」の「あなごめし」が筆頭にあがるんですが。
アチラは薄味というか、上品過ぎてオレの下品な味覚には少々パンチが足りないんですよ。
それに比べると、コチラの「炙りあなごめし」のほうがまだツメの味が効いてて好きな味わいですね。
柔らかな穴子の甘口の味わいと、味付けご飯との一体感のある美味しさがたまりません。
さらに広島菜らしき漬物も付いてて、これを美味しく食べるためにご飯を1/4ほど分けまして。
このご飯と漬物を混ぜ混ぜして食べることで、穴子と漬物の両方を心ゆくまで堪能することができました。
というわけで、今日は久々に故郷広島の味を楽しめて大満足の晩ゴハンになりましたよ。
「炙りあなごめし」はイベント最終日の1/19まで販売されるそうなんで、気になる方は是非。