東京駅が、今年12月の20日で開業100周年を迎えるんだそうでして。
それを記念して年末から来年にかけてイベントがあったり、あやかり商品等が販売されたりしてるようですね。
オレの興味のある甘いもの系にも関連品が出てるようで、面白そうなモノは無いかと東京駅近くに行く際は目を光らせてるんですが。
きのう日本橋の方に用事がありまして、ついでに大丸まで足を延ばして見つけたのがコレ。
「両口屋是清」の、「千なり」の東京駅100周年記念バージョン(3個入り税込500円)です。
パッケージに特に飾り気はありませんが、紙の帯に東京駅の絵とレンガ模様が描かれてますね。
中には個包装になってる直径9cmほどの「千なり」と言いますか、つまりどら焼きが並んでます。
「両口屋是清」は「千なり」という商品名でドラ焼きを扱ってまして、これには通常は千成瓢箪が焼印で描かれてるんですね。
名古屋に本店を持つ「両口屋是清」が秀吉にあやかってその印を使い、商品名も「千なり」としたんでしょうが。
この東京駅100周年記念バージョンの「千なり」には、ヒョウタンの代わりに東京駅の駅舎の焼印が押されていますよ。
食べてみると口当たりがとても柔らかで、パンケーキのように口の中で溶けるような食感です。
餡子はオレ好みの粒餡で、粒々感がシッカリしていて良いですね。
ただ味わいがけっこう甘口で、強めの甘さに風味がやや負けてるような印象もあります。
とは言えもとより甘いものは好きですから、とても美味しく頂けましたよ。
焼印以外には特に変わったところの無いドラ焼きですが、東京駅100周年という話のタネになって良いんじゃないでしょうか。
賞味期限は12/5までになってますから、10日は日持ちするようで。
手土産や東京土産に、よろしいかと。