先月、東銀座に行ったときにチョット歌舞伎座の地下に立ち寄ったんですが。
奥のほうにお土産もの等を販売してる、「かおみせ」っていう売店がありまして。
そこで見つけた面白いお菓子が、この「これでよしなに」です。
品名からは何ソレ?って感じですが、中身は小判の形をしたお煎餅なんですね。
「これでよしなに」ってのは、時代劇でよくある悪代官にゴマをする問屋の主人との例のあのシーンなわけでして。
箱の絵柄にも、
「お代官様ひとつこれでよしなに」
「おぬしもなかなか悪じゃのう」
とセリフが印刷されてますよ。
今回買ったのは、5枚入りの一番小さいパック(税込550円)。
和風の絵柄の赤い紙袋に入れてもらいまして、箱を開けると何やら『開運招来小判』と書かれたものが。
中を見ると「?!」、黄金色に輝く小判発見!
オマケとして、小判のレプリカが入ってるんですね。
これはなかなか気の利いたといいますか、面白いサービスですよ。
いゃ何に使えるというわけじゃないですけれどもね、人にプレゼントとかするときに驚いてもらえるんじゃないでしょうか。
まさしく、「これでよしなに」って感じで。
そして中のお煎餅は小麦粉と卵を使った、いわゆる瓦煎餅系の甘いやつでして。
コレも小判型で、表面にそれらしい模様も焼印されています。
さらに面白いのが箱の中に1枚だけ、金粉の付いたお煎餅がありまして。
皆で食べるときはソレを当たり!って感じで、当たった人にオマケの小判を進呈とかするのも良いかもしれませんね。
実は個包装の小判の印刷の黄色が、金粉の煎餅が入ってる袋はやや色が明るくて見分けられるように感じたんですが。
もしも買ってみたなら、チョット確かめて頂ければなと。
味の方は少し甘口の味わいと、やや薄めで軽い歯応えとで美味しく頂けますよ。
チョットしたプレゼントとか、歌舞伎座へ行った際の手土産によろしいかと。
そしてさらに頼みごとをするときや、軽いお詫びの印の一品としても最適でしょうね。
仕事関係の相手にも、ジョークが通じるような間柄なら使えるんじゃないかな。
そう言えば「切腹最中」ってのが有名ですが、この「これでよしなに」も同じ使い道で有名になりそうですね。
歌舞伎座にお立ち寄りの際は、是非。