今日も仕事帰りに、渋谷の東急東横店へ。
地下フードショーで、期間限定出店している「山下晴三郎商店」をのぞいてみました。
何かとてもスイーツ系の店とは思えないような、変わった店名ではあります。
ロールケーキなどの品も二三あるようですが、基本的に「東京えんとつ」という商品を主力として販売しているお店らしいですよ。
ショーケースに大きなカップケーキらしきものが並んでまして、それが「東京えんとつ」という名前のケーキなんだそうで。
5種類あった中で、「プレーン」(300円)・「ベルギーチョコ」(400円)・「苺練乳」(500円)・「レモンクリームチーズ」(460円)の4種類を選んで買ってみました。
箱の中に入ってたリーフレットを見ると、添加物を使わず国産の小麦粉を使うなどこだわりのあるケーキらしいですね。
もちろん保存料も入ってないので消費期限は購入当日、では早速食べなければ。
大きさは上部の直径が9cm高さ10cmほどで、中くらいのマグカップほどのサイズといったところでしょうか。
まずは、「プレーン」から頂きますよ。
どう食べたらいいものか分からなくて、とりあえずナイフで唐竹割りよろしく真っ二つにしたんですがね。
中からトロリとクリームがこぼれだしまして、アワワーッて焦りましたよ。
普通のカップケーキかと思ってたら大間違いでして、やわらかなケーキ生地の中にクリームを入れてあるんですね。
クリームをこぼさないようにパクリと食べてみると、シフォンケーキのようにフワッフワの食感。
中身のクリームは上側に生クリーム、そして下側にはカスタードが入ってますね。
どちらも割とアッサリしてて甘さ控えめですが、生クリームのミルク風味やカスタードのバニラ風味は十分しっかりしてますよ。
フワフワのケーキに、トロトロのクリームのコンビネーションが良いです。
大きさの割に、思いのほかペロリといけますね。
続きまして、「ベルギーチョコ」です。
上からフタをするように生クリームが詰めてありますが、中にはタップリのチョコクリームが入ってますよ。
こちらもトロリとした口当たりですが味わいはアッサリではなく、どちらかと言えば濃厚ですね。
名前に偽りはないでしょうからベルギーチョコを使っていると思われ、そのチョコの風味は大満足のレベルです。
次に「「苺練乳」ですが、今回買った中では1番値段が張るのはやっぱ苺がタップリ入ってるせいでしょうかね。
ケーキの上にトッピングでカットした苺が乗ってますが、割ってみると中にも刻んだ苺が入ってるんですよ。
中のクリームはイチゴミルクの風味で、オレの好みの味です。
名前は「苺練乳」ですが、練乳の感じはあまりしないかな?まーそれでも美味しいですがね。
最後は、「レモンクリームチーズ」。
ケーキの上には、シロップ漬けした輪切りのレモンも乗ってます。
そして中にカスタードクリームが入ってるんですが、これがただのカスタードじゃないんですよ。
ケーキと一緒に口にほおばると、ムムッ?酸っぱい。
これはレモン・カスタードなんですね、甘さに負けないくらい酸味が際立ってて面白い味わいがしますよ。
酸味と共にレモンの風味がフワリと感じられて、爽やかな美味しさです。
ただその風味が強いせいか、一緒に名前に並んでるチーズのほうの味は隠れてしまってるようにも思われますが。
でもオレは今回の4種の中では、これが一番気に入りましたね。
それからどの種類の「東京えんとつ」にも底にザラメが入ってるようで、ほらカステラなんかによくある例の粒々の砂糖ですね。
でも、これはチョットやり過ぎのような気がしましたよ。
いゃカステラの底のザラメは大好きなんですが、でもカステラって味が単調だからこそザラメが効いてくると思うんです。
この「東京えんとつ」はクリームとか入ってますからね、うーん・・・まぁジャマにはなりませんがね。
「プレーン」以外は値段がチョット高めに感じるかもしれませんが、それだけ上質のケーキなんでしょうってことで。
まぁ機会がありましたら、とりあえず「プレーン」だけでも試してみてはいかがかと。
「プレーン」は定番のようですが、それ以外は時季によって品揃えが変わるらしいですよ。
ですから今回の商品は必ずあるとは限りませんが、それ以外でもたぶん大きなハズレは無いんじゃないでしょうかね。