正月2日に東京駅まで行った際に、久しぶりに入場券を買って駅構内まで入ってみたんですよね。
2日ともなれば帰省ラッシュも谷間で東京駅もすいてるかな?という期待もむなしく、やっぱ相変わらずの人混みで移動に苦労しましたが。
構内に入るのは2ヶ月ぶりくらいかな?例によって、ウロウロあちこち探索しまして。
今回は地下のグランスタで、何か買って帰ろうと物色。
丸の内地下中央改札に程近いあたりは、比較的最近できたお土産物エリアなんですよ。
だからその辺の店はまだ利用したことがないので、見て回るだけでもけっこう楽しかったですね。
そこで選んだ品が、この「三原堂本店」の「どら焼き」(5個入り1,260円)です。
「三原堂本店」ってのは、人形町と言うか水天宮の交差点のちょうど角にある菓子屋。
その交差点のはす向かいが、水天宮になります。
横断歩道を渡った反対側に人形焼の有名店があってそこはよく人だかりができてますが、こちら側はそんな混雑はないので落ち着いて買い物ができる感じですね。
今は無くなってしまいましたが以前この「三原堂本店」をL字型に囲むような変わった構造の本屋さんがあって、近くに行くときはよくそこに立ち寄ってたんですが。
にもかかわらず、実は「三原堂本店」に入ったことは一度もないんですよね。
創業が明治10年という老舗の元々は和菓子屋なんですが、現在では洋菓子なんかも扱ってるようです。
人気商品は「塩センベイ」や「豆大福」、そして今回買った「どら焼き」なんだそうで。
ただこのグランスタ店の「どら焼き」は東京駅限定品らしく、その表面に赤レンガ駅舎の焼印が入ってます。
箱の包装紙にもレンガ模様や駅舎が印刷されてまして、土産物に好適な感じですね。
さて中身の「どら焼き」ですが、個包装のビニール密封パッケージに入ってます。
それなのに賞味期限は1/7となってまして日持ちが5日ほどとそれほど長くないのは、やはり保存料などを使ってないからでしょうか。
直径が8cmくらいかな?皮の焦げ色がやや濃く感じますが、これは生地に醤油を使ってるせいなんだそうで。
おかげで、焼印のレンガ駅舎の絵がよく見えないのがチト残念。
もちろん味のほうは、ちゃんとした和菓子屋のちゃんとした「どら焼き」として満足できる味わいです。
醤油を使ってるからといってもさすがにその風味を感じるほどではないようで、まぁ隠し味ってところでしょう。
中の餡は粒餡で、しっかりと粒の食感が感じられて良いですよ。
全体的にはチョット甘口な印象を感じますが、後口に残るほどではないので美味しくパクパク食べられましたね。
通常の「三原堂本店」のどら焼きよりも少し値段が高いですが、東京駅の土産物としてはなかなかの一品でしょう。
東京土産や、ちょっとした手土産としていかがかと。