東京ひとり暮らし@都会指数25%

東京の1人暮らしで見たモノ食べたモノ感じたコトなどをつづります

スポンサーリンク

母恵夢本舗(愛媛)の「母恵夢」と「ベビー母恵夢」を食べた

2012 年 9 月 17 日


母恵夢本舗(愛媛)の母恵夢とベビー母恵夢これまた、近所のスーパーマーケットで見つけて買ってきたんですが。
母恵夢本舗の、「母恵夢」(5個入り530円)と「ベビー母恵夢」(6個入り431円)です。

母恵夢」と書いて、「ポエム」と読みます・・・「母」が「ポ」って当て字もいいとこですが。
売り場で見つけたときに、懐かしさでつい手に取ってしまいましたよ。

中四国地方の出身者である程度以上の年齢の方なら、「モダンな和菓子」と言えば合言葉のように「母恵夢」と答えるでしょう。
広島出身のオレとしましても、ガキの頃から親しみのあるお菓子でして。

実は「母恵夢」ってずっと広島の銘菓だと思ってたんですが、違ったんですね。
今頃になって初めて知ったんですが、愛媛の銘菓だそうでビックリ。

いゃ広島人の8割は、「母恵夢」は広島銘菓だって思ってますよ絶対。
だって昔から広島の百貨店やJRの土産物売り場には、必ず「母恵夢」がありましたからね。

まぁ売り文句は「瀬戸内銘菓」ってなってますから、広島も愛媛も含まれてるっちゃー含まれてるんですがね。
もしかしたら岡山や香川の人も、それぞれが我が故郷の銘菓と思ってるかもしれません。

そして加えて「母恵夢」の製造販売元の会社が2つあるってことも分かって、さらにビックリ。
1つは「株式会社母恵夢」、そしてもう1つは「株式会社母恵夢本舗」なんだそうで。

それぞれ発祥元は、今治にあった「権太」という菓子店なんですね。
それが松山に出した支店で「母恵夢」が大ヒットしたのをうけて、そこを株式会社化して独立させたとのこと。

つまりその松山店を拠点として「母恵夢」を主力に売り出そうと、「株式会社母恵夢」を設立したんでしょうね。
そしたらそれが大当たり、瀬戸内全域に渡って「母恵夢」の名前が知られるようになったと。

で結局は元の「権太」のほうもその「母恵夢」のネームバリューに乗っかる形で、後に社名を「母恵夢本舗」に変えたようですね。
まぁ社名は何であれ同族の会社ですから、現在もお互い争うことなく販売エリアの住み分けやそれぞれ独自商品の開発をして経営を続けてるようで。

それはともかく、じゃーその2つの会社で作ってる2つの「母恵夢」は作りや味は違うのか?と思うわけですが。
原材料名とか見ると書き方に若干の違いはあるようですが概ね同じらしくパッケージもほぼ同じ、実際食べてみたところでその差は分からないそうですよ。

ただ土地の人やそれぞれの会社に勤めてる人の中には、「うちの母恵夢のほうが美味しい」と言う方もいらっしゃるようで。
いゃ郷土愛や愛社精神ってのは大事だし、敬意を表してその意見はおおいに認めるべきだとは思います。

さて前置きが長くなってしまいましたが、今回手に入れたのは「母恵夢本舗」のほうの商品。
母恵夢」と「ベビー母恵夢」の2種類ですが、大きさと形が違うだけで中身は同じです。

母恵夢」は直径6cmほどの月餅タイプの丸い形状で、「ベビー母恵夢」はそれより小さい箱型。
その実体は薄皮饅頭なんですが、中のやや粉っぽい黄身餡がミルキーで洋菓子風の味わいなんですね。

このての洋風の薄皮饅頭は全国に数知れずありますが、「母恵夢」は中でも先駆けじゃないかと思います。
そのせいかどうか洋風ながらも口当たりとか全体的には和風の味が感じられて、まさに「モダンな和菓子」ですね。

最近の風潮では九州の「博多通りもん」のようにほぼ洋菓子な感じのカスタード餡の饅頭のほうが好まれるように思いますが、なんだかレトロで和寄りな味わいの「母恵夢」も悪くないですよ。
瀬戸内近辺には縁の無い他県の人も、一度試してみてはどうでしょうか。

最近は三越や東急百貨店などの諸国銘菓コーナーで、必ずと言っていいほど見かけますので。
機会があったら、チョット売り場をのぞいてみてはいかがかと。


コチラの記事もどうぞ!

スポンサーリンク
スポンサーリンク

Category & Tags

-東京スイーツ三昧
-, ,

コメントはこちらをクリック

RSS & Feedly

rss feed
follow us in feedly
スポンサーリンク