最近どうも甘いものはヒカリエで買うことが多いので、たまにはと東急東横店の地下フードショーへ。
生菓子よりも焼き菓子系がいいかなーと探して、目を留めたのがC3(シーキューブ)。
【Update(追記)】
東急東横店の「シーキューブ」の店舗は閉店して、現在はありません。
C3(Cの三乗)と書いてシーキューブと読むこのお店は、芦屋発祥のアンリ・シャルパンティエと同系列の洋菓子店とのこと。
イタリア語で「創造」を意味するCreazione(クレアツィオーネ)の頭文字Cと、お菓子の箱(キューブ)からつけた店名だそうで。
関西はもちろん、関東や名古屋にも店舗展開してるんですね。
フードショーにある店舗はやや脇道といった感じの場所にありますが、けっこう広めで生菓子や焼き菓子がいろいろ揃っています。
その中から今回選んだのは、「サクッチ・ホロッチ」と「焼きティラミス」。
「焼きティラミス」はともかく、「サクッチ・ホロッチ」って・・・ネズッチでーす!とかみたいでお笑い芸人的な名前だな。
それはさておき、どちらも賞味期限まで1ヶ月ほどもあるんですが早速食べてみることに。
まずは、「サクッチ・ホロッチ」から。
クッキーなんですが「サクッ」として「ホロッ」とする食感を表したネーミングなんでしょうね、きっと。
いくつかパッケージの種類があったんですが、「ミルク」「ティラミス」「チョコレート」「抹茶」の4種入りの「抹茶ミックス」パック(1,200円)というのを購入してみました。
「ミルク」「ティラミス」「チョコレート」はオールシーズンの定番ですが、「抹茶」は期間限定品とのこと。
この4種類が、「ミルク」3個・「ティラミス」「チョコレート」各2個・「抹茶」7個の組み合わせで入ってますよ。
紙製のスタンドパッケージを開くと、中には抹茶が入った袋とそれ以外が入った袋の2つの袋。
その中のクッキーは1つずつ個包装にはなっていますが、両端を絞っただけのキャンディー包みになってて密閉されてないので袋を開けたら早めに食べたほうが良いですね。
個包装の中には丸っこい小さなクッキー、大きめのタマゴボーロみたいな形の2枚でチョコを挟んでいます。
大きさは500円玉くらいかな、一口でパクリといけるサイズですね。
黄緑の包み紙は「ミルク」で、クッキーの間に挟まれているのはホワイトチョコです。
でもミルクって感じもホワイトチョコって感じはほとんどしなくて、クッキーのバターリッチな風味が際立ってます。
そして赤い包み紙は「ティラミス」、クッキーにチョコパウダーがふりかけてある見た目が確かにティラミスって感じです。
味のほうはティラミスかどうか分かりませんが、間に挟まれたコーヒーチョコの風味がティラミスっぽいと言えばそうなのかな。
続いて茶色の包み紙が「チョコレート」、これはチョコクッキーでチョコレートを挟んであるので名前のとおりチョコレート味です。
割と濃厚なチョコレート風味なので、チョコ好きならこれが一番のお気に入りになるでしょうね。
最後に濃い緑色の包み紙が「抹茶」、「ミルク」も似た感じの黄緑色の包みなのでチョット紛らわしいです。
これはクッキーもそれに挟まれたチョコも抹茶色なので、両方に抹茶が使われてるんでしょうか。
食べてみると、予想した以上に抹茶の風味が強くてビックリ。
ホロ苦くて少し大人向けな感じかもしれませんが、かなり気に入りましたよ。
ところでクッキー生地ですが、なるほど確かにどれも「サクッ」として「ホロッ」とした食感です。
キャンディー包みも可愛らしいですし、お客さんが来たときにコーヒーや紅茶と一緒に出したりするのに最適な感じがしますね。
さて残るは「焼きティラミス」ですが、今回買ったのは7個入りの箱(1,050円)。
ちょっとオシャレな感じのパッケージを開けると、中身は1つずつ密封された個包装になっていてコチラは保存しやすいですね。
直径5cm弱ほどのコレは、ティラミスを一口サイズの焼き菓子で再現したものなんだそうです。
食べてみるとその実体は、やはりティラミスと言うよりも小さなスポンジ・ケーキ。
ただコーヒーの香りがかなり強烈で、その風味はティラミスという感じもします。
食感はフンワリというよりもシットリしていて、味わいはコーヒー風味もありながらけっこう甘さもシッカリめ。
原材料名を見るとチーズの記載もあるのですが、うーん・・・チーズの風味はまったく感じられませんね。
それから白こし餡も使われてるらしくて面白いなーとは思うんですが、隠し味って感じかな?これも分からない程度だと思います。
特にティラミスを意識しないで、コーヒー風味の美味しいミニケーキだと思って食べれば間違いないかも。
これからの暑い時期とかは特に冷蔵庫で冷やしておくと、口当たりがヒンヤリして夏のスイーツとしても相応しいです。
それにしても「サクッチ・ホロッチ」もこの「焼きティラミス」も、サイズの割りにチョットいいお値段ですよね。
ですから来客用や手土産用にするのが普通なんでしょうが、まーたまには自分用に買って食べるのも悪くないかな。