果たしていつまで続くか、土曜の渋谷ヒカリエ・ランチ。
今日もやって来ました、午前11時のレストラン・エリア開店時刻。
今回選んだのは、6階の「パパイヤリーフ東京」です。
以前7階の「FLOWERS Common」に入ったことがありますが、そこと似た系統でアジアン家庭料理の店らしいです。
パパイヤの葉っぱってのは幸せをかき集めると言われてるそうで、そんなイメージを託してつけられた店名とのこと。
ここ渋谷ヒカリエのほかに、日比谷シャンテと丸ビルにも店舗があるそうです。
さて入ってみると店内はけっこう狭めで、小さなテーブルがあまり間隔をあけずに並んでる感じです。
オレが案内されたのは、外の通路に近い一番端のテーブル席。
メニューを開いて、ここのランチの定番とおぼしき「スペシャルランチセット」を選びました。
これは6種ほどあるメイン・ディッシュから1つを選び、それにサラダと前菜プレートがつくセットメニューです。
例によってビールを飲みながら待っていると、まずサラダがきましたよ。
普通のサラダだと思って食べてたら中にミントの葉が入っててビックリ、うむアジアン・サラダ侮りがたし。
続いて登場したのは、前菜プレートです。
長方形の皿にのっているのは、次の3種の料理。
●カノンパンナームー(タイ風シュリンプトースト)
●ゴイクン(ベトナム風エビの生春巻)
●ゴイカー(タイ風白身魚のカルパッチョ)
「カノンパンナームー」ってのは、味付け揚げトーストって感じですね。
油がしみててややジャンクな風味ですが、トーストの香りがしてけっこう美味いです。
「ゴイクン」ってのは、見てすぐ分かりますが生春巻きです。
うかつにもエビの存在には気づきませんでしたが、野菜食べてるなーって感じでヘルシー感が良いですね。
「ゴイカー」ってのは何の魚か分かりませんが、とにかく白身魚に甘辛いソースの付いたカルパッチョです。
ワサビ醤油じゃないところがアジアンな感じですが、テーブルに置いてある醤油っぽい調味料で食べても美味しかったのかも。
そしていよいよやって来ました、メインの料理。
今回選んだのは、「ガイヤーンライス」です。
「ガイヤーン」ってのは「鶏肉の照り焼き」って言うか「漬け焼き」って言うか、つまりは甘辛いタレに漬け込んだ鶏肉を焼いたもの。
「ガイ」が「鶏」で「ヤーン」が焼くって意味だそうで、屋台でも売られてる非常にポピュラーなタイ料理なんだそうですよ。
これにグリルした野菜とライスが付いてて、そのライスの上に目玉焼きがのっかってるんですよね。
うふふーん目玉焼きオン・ザ・ライス・・・たまらん、大好物。
そしてガイヤーンが、これまた美味い。
日本人向けに味付けを調整してるのかも知れませんが、実にテリヤキっぽいタレの味わいが口に合って良いです。
小皿に入った辛いソースも付いてますから、辛目の味付けが好きな人はソレをお好みでどーぞとのこと。
それからテーブル上にいろんな辛くてしょっぱい調味料が並んでますので、刺激を求める向きにはそちらを試してみるのもいいでしょうね。
ただ、それら調味料の中に塩が入ってなかったのが残念。
オレは目玉焼きには、ぜったい塩派なもんで。
ところで付け合せの野菜を食べつつ、ふと思い出したのがパクチー。
そういえばアジアン・フードにつきものの、パクチーがこの料理には使われてないんだなーとか・・・。
そんなことをボンヤリ考えつつ、何気なく箸でつまんだ緑の葉っぱを口へ。
そしたらハフゥ~ン!ハフゥ~ン!きましたパクチー臭、やっぱあったのかパクチーおのれ貴様がパクチーだったのか。
いきなり不意打ちをくらったのでアセりましたが、まーおかげでアジアンな気分を味わうことができましたよ。
いつかパクチーが美味しいと思えるくらい、これからアジアン・フードに馴染んでいきたいですね。
というわけで美味しく食べて、お会計はここもSuicaで。
やっぱヒカリエって、ほとんどの店でSuicaが使えるんですねー便利。
店員さんについては若くてファミレスのバイト風ですが、頑張ってる感もあり印象は良くて気持ちよく食事ができました。
ただ狭い店なので行列や混雑は必至と思われ11時半には既に満席で入店待ちができてましたから、来店のタイミングは考えたほうがいいでしょうね。