もう先々週になりますか、渋谷の東急東横店で開催されていた北海道物産展で買ってきたものです。
小樽あまとうの、マロンコロンという焼き菓子。
物産展はもうとっくに終わってしまいましたが、コレは賞味期限に余裕があったもんでズゥーッと冷凍庫にしまいこんでましたよ。
庫内のスペースにゆとりが無くなってきたという理由で、ようやく食べることに。
ちなみに「小樽あまとう」っていうのは、昭和4年から小樽の商店街に店を構える老舗の洋菓子店なんだそうです。
「あまとう」=甘党?なんていうあまりにもストレートな店名が、スイーツ・フリークの心をくすぐる感じですね。
そしてこのマロンコロンは小樽あまとうの看板商品のひとつで、しかも小樽でも代表的な銘菓とのこと。
マロンコロンって・・・漫才コンビみたいな名前ですがね、なんと昭和35年から販売されてるらしいですよ。
つまりオレなんかより先輩っつーか、「マロン師匠、コロン師匠」みたいな?
いゃーマロン師匠のボケの軽妙さとコロン師匠のツッコミの的確さ、勉強になりますっ・・・みたいな?
小樽演芸場の舞台を踏んで50年、今でも現役で笑いを取りまくってます!・・・とか?
・・・違うか、違いますねスミマセン。
さて、冷凍庫から取り出したマロンコロンは冷え冷え。
なぜ冷凍庫に?というのはコレ、チョコレートでコーティングされたお菓子なんですよね。
チョコと言えば冷凍庫ってのが、オレの基本ですから。
チョコは冷やしてなんぼですから、冷えたチョコの食感カチカチがいーんですから。
コーティングって言っても、円周部分だけなんですけれどもね。
円筒形の周りの部分、つまり丸太で言えば皮の部分がチョコ・コーティングされてます。
とにかく、個包装から中を取り出してみましょう。
ホラ、直径約7cm厚さ2cmほどのマロンコロンの周りにチョコが。
そしてグルリとチョコで囲まれた中は何かと言いますと、実はサブレなんですね。
それにしてもこの厚み、ずいぶん厚いサブレです。
チョット2つに割ってみましょうかね、バキッッ!
と・・・あぁぁーっっ!コレは、中が3層に?!
何とこの厚さは1枚の厚さではなく、3枚のサブレを重ねたことによる厚さだったんですね。
まさにサブレ三重奏、でもなぜ?・・・理由は不明ですが。
食べてみれば理由が分かるかな?ではパクッ、ザクッガシガシガシイモグモグ・・・ごくん。
美味い、美味いけれども・・・3枚重ねの意味はヤッパ分かりませんね。
確かに歯ごたえ食べごたえはありますよね、でも3枚も重ねる意味はあるのやら?
普通に1枚ずつチョココーティングしても、十分美味しいでしょうに。
ところで今回買ったのは「いちご・カカオ・ウォナッツ・アーモンド・チーズ」の5種類なんですが、中でもイチゴ味が特にオレ好みの美味しさでしたね。
期間限定と書いてあったので冬だけの商品なのかもしれませんが、まわりのチョコだけでなくサブレ自体もイチゴの風味がして気に入りましたよ。
他の4種については、カカオはチョコの味がシッカリしてて良かったです。
ただ残りのウォナッツ(くるみ)・アーモンド・チーズは、やや風味が弱い感じがしました。
なぜ3枚重ねかナゾなお菓子ではありますが、小樽に行くなどの機会がありましたら一度試してみてはいかがでしょうか。
そのナゾの三重奏が話の種になりそうなので、お土産に良いかもしれませんよ。
今回はデパート催事で買いましたが、もしかしたら有楽町の北海道どさんこプラザにも売ってるかも。
いつか行ったときに、確かめてみようと思います。