スーパーマーケットの、北海道フェアで見つけました。
花畑牧場の、天使のポテトです。
【Ｕｐｄａｔｅ(追記)】
花畑牧場の「天使のポテト」は販売を終了して、現在は取り扱いがありません。
名前からは想像がつきませんが、ポテトチップとチョコのコラボ菓子です。
なぜ「天使の」なのかは、きっと永遠の謎でしょう。
生キャラメル味と生キャラメルチョコレート味の２種類がありまして、両方買ってみました。
ただ生キャラメルと言っても、どちらも基本的にチョコ系の味付けなんですよね。
同系統の商品に、ロイズのポテトチップチョコレートがありますね。
ロイズのはポテトチップの片面にチョコをコーティングしたものなんですが、花畑のコレはチョコを染み込ませてあるんだそうです。
ところで花畑牧場と言えば、かつてあの有名な生キャラメルで一世を風靡しましたよね。
しかしながら、それも今は昔。
メディアによって作られたそのブランド・パワーも、すっかり衰えてしまったようです。
以前オレもデパートの物産展で生キャラメル購入の行列に並んだことがありまして、その頃は整理券が配られる程だったんですけれどもね。
最近はそういった物産店でも出店を見かけず、たまにスーパーマーケット等で目にしても売れてる様子がありません。
ブームに乗じて東京にいくつかできた直営店も、さほど賑わってる風でもなし。
実際いくら美味しいとはいえ、お高いですからね。
この天使のポテトも、ややお値段高めです。
商品単価はロイズより少し安いですが、その分内容量も少ないんですよ。
だから単位量あたりの価格は、花畑のほうが上なんですよね。
でも何だかんだ言って買ってしまったのは、やはりロイズのと比べてみたい欲求に勝てなかったわけで。
だってホラ、パッケージからまんまパクりって感じでしょ？
でも真似だろうがパクりだろうが、花畑牧場を責める気にはなれませんよ。
というのも例の生キャラメルが評判になった後に類似商品が山ほど出て、パクられまくったのは他ならぬ花畑牧場ですからね。
さてそんな事はさて置き、早速食べてみましょう。
まずは、生キャラメル味から。
袋を開けて取り出すと、まだらにチョコ・コーティングされたように見えるポテトチップが出てきました。
よく見るとコーティングされているのではなく、なるほど確かにチョコを染み込ませているようですよ。
ギザギザカットのポテトチップを口に放り込むと、ザクザクとした比較的歯ごたえのある食感。
ロイズのよりも、ポテトが厚切りのように感じられます。
ロイズの場合はチョコがたっぷりコーティングされてて、その厚みの半分くらいがチョコのような感じなんですよ。
ですから実際のポテトの厚みは、それほど厚くないんですよね。
この天使のポテトは、ポテトチップの食感がしっかりと楽しめるタイプです。
ガシガシ食べる歯ごたえが、まさにスナック菓子という感じで良いですね。
ただポテトチップに必須の塩味なんですが、これは弱いように感じられます。
ロイズのほうは、もっと塩気が強く感じられました。
これは、その製法(チョコを全体に染み込ませたこと)が原因じゃないでしょうかね？
ロイズはチョコでコーティングされているのが片面だけなので、反対側のポテトがむき出しの面から塩味をダイレクトに感じるのではないでしょうか。
好みにもよるでしょうが残念ながら、この塩味の点ではロイズのほうに軍配を上げたいです。
こういったポテトチップ＋チョコの味わいの醍醐味は、ポテトの塩味とチョコの甘さのコンビネーションだと思いますからね。
続いて、生キャラメルチョコレート味。
外観や食感は、生キャラメル味とほぼ同じですね。
ただ生キャラメル味もそうでしたが、どうもキャラメルの風味というものが感じられません。
それらしい甘さはあるのですが、これはキャラメルか？という感じですね。
ですから生キャラメルチョコレート味と言っても、単純にチョコレート味といった味わいですよ。
生キャラメルが売りの花畑牧場が、いったいコレはどうしたことか？
何だか、チョット残念。
生キャラメルで感動を覚えた人は、この天使のポテトにはそのあたり期待しないほうが良いでしょうね。
結果として、塩味をもう少し足せばロイズといい勝負じゃないかなって思いました。
ザクザクしたスナック菓子の食感が好きな方には、コチラの花畑牧場のほうがおすすめでしょう。
北海道や都心にお住まいの方は直営店で購入できますし、最近はスーパーマーケットやコンビにでも売られていることもあるようですよ。
オレのように、ロイズと比較してみたい方はお試しあれ。
「幸福の黄色いハンカチ カマンベールチーズケーキ」です。近所のスーパーマーケットで購入しました。北海道は夕張のお土産モノのようです。『．．．
