スーパーマーケットの催事販売で見つけました、柳月の「十勝銘菓 あんバタサン」(4個入り税込み600円)です。
オレの好きな北海道銘菓に「三方六」というのがあって、これまでいくつか記事にもしたんですが。
「柳月」ってのは、その「三方六」の製造販売をしている菓子メーカーなんですね。
そしてこの「あんバタサン」は、柳月の最近の大ヒット商品でして。
NHKの朝ドラで「なつぞら」ってのをやってますが、劇中で登場する「おバタ餡サンド」というお菓子のモデルになってるのがこの「あんバタサン」じゃないかと話題になってるんですよ。
なんでもドラマ製作前に柳月がNHKから取材を受けたんだそうで、その話題の信憑性も高いようなんですが。
やっぱりテレビの影響力ってのはスゴいもんで、人気ドラマに関係のある商品として評判になると一気に売れ行きが伸びるんですね。
というわけで「あんバタサン」も売れに売れて、柳月のお店では品薄状態が続いているとのこと。
そんな人気商品は、いったいどんなモノかと買ってみた次第です。
早速食べることにして、箱のフタを開けると、中には個包装になった「あんバタサン」が4つ並んでます。
個包装の袋のデザインは、箱と同様に少しレトロな感じになってますね。
袋から取り出した「あんバタサン」は、透明なプラ容器に収まってますよ。
この「あんバタサン」はどういうモノかというと、粒餡とバタークリームをミックスしてサブレで挟んだお菓子でして。
箱には「あんとバターのマリアージュ」とあって、さらに小さな字で「さっくり、しっとりとしたサブレでサンドした、美味しい和洋のマリアージュ」とかいろいろ長々と書かれてますね。
同じく北海道で有名な菓子メーカーの六花亭の「マルセイバターサンド」と、やや似たイメージと言いますか。
いゃそれよりも、小川軒の「レイズンウィッチ」のほうが近いでしょうか。
とにかく2つに割ってみると、こんな感じになってますよ。
クリームの中に黒っぽく見えるモノは、粒餡の小豆なんですね。
さてコレをパクリと食べてみると、サブレは想像したよりも柔らかい口当たり。
中にサンドされたクリームの油分のせいかシットリしたサブレは、ホロホロと口の中で解けていくような食感ですよ。
そしてクリームのほうは甘さ控えめで、バタークリームにしてはアッサリとした味わいです。
ただ餡子の風味はほとんど感じられないので、普通にアッサリ味のバタークリームといった印象。
それからクリームの中に入ってる小豆なんですが、妙に固い歯応えがあってチョット違和感がありますね。
いっそ粒餡じゃなくて漉し餡にして、もっと分量を増やしたほうが餡子とバターのコラボ感が出たような気がしますよ。
まぁとにかく、話題の美味しいお菓子を食べる経験ができて満足できました。
購入日とパッケージ記載の賞味期限から計算して、10日ほど日持ちがするようです。
朝の連続ドラマの放映はもうじき終わるようなんで、話題になっている今の内に北海道土産などにしてみるのもよろしいかと。