スーパーマーケットの企画販売で見つけました、日昇堂の「日光東照宮献上菓子 きぬにしき」(4枚入り税込み378円)です。
パッケージの「日光東照宮献上菓子」という記載からも分かるように、栃木県の日光あたりの土産菓子として人気の商品らしいですね。
「日光を見ずして結構と言うなかれ」なんていう言葉もありますが、そうすると多分オレは生涯「結構」って言えないんじゃないかという気もしますが。
日光に行かないまでも、とりあえずコレで日光気分のかけらでも味わえるんじゃないかな?などと思いまして。
それから「献上菓子」なんていう肩書きにしては、値段が手頃なところが気に入って買ってみた次第。
パッケージを開けると、中には和紙のような包みに入った「きぬにしき」がプラ容器の上に4つ並んでます。
包装を開くと中身は、うっすらとキツネ色に焼き色がついた生地で粒餡をサンドしたドラ焼きのような見た目。
大きさは直径6cmほどで、500mlのペットボトルの断面くらいのサイズ感でしょうか。
ナイフで2つに割って切り口を見てみると、生地がかなり薄いことが分かりますよ。
さてフワリと漂う甘い香りを感じつつ、早速食べてみることに。
表面に粉がふってあって手につくのがチョット煩わしいですが、そのまま持ってパクリとやりました。
少しパサついたようなモソモソした口当たりで甘い風味がする生地は、まるで乾いてやや水分の抜けたパンケーキのよう。
粒餡もシッカリ甘いですが、小豆の粒感があまりしないのが惜しい気がしますね。
表現が良くないかもしれませんが、「洋風生地のドラ焼きをギュッと押しつぶして軽く乾燥させたようなお菓子」といった印象。
と言っても悪い意味じゃなくて、変わった口当たりのお菓子としてナカナカ美味しいですよ。
餡子が使われてて和風っぽいですが、生地に洋風の風味があるのでコーヒーなんかにも合います。
購入日とパッケージに記載の賞味期限から計算して、2ヶ月以上日持ちするようですね。
日光の土産菓子ってあまり出会う機会が無いかもしれませんが、どこかで見つけることがありましたらお試しアレ。