前回の記事に書いた「石村萬盛堂」の「あまおう苺みるく鶴乃子」を買ったときに、一緒に新宿のタカシマヤの“銘菓百選”で見つけた一品。
愛媛の菓子メーカー「一六本舗」の、「一六タルト あまおう苺」です。
四国銘菓として有名な「一六タルト」ですが、名前はタルトでも洋菓子のタルトとはまったくの別物でして。
甘い物好きの人なら知ってるでしょうが、餡をスポンジで“の”の字に巻いたロールケーキのような洋風和菓子なんです。
オリジナルの「一六タルト」は普通の小豆の漉し餡が使われていますが、いろいろなフレーバーのバリエーションも発売されてるんですね。
これまでにオレも「しょこら」「桜」「甘夏みかん」なんかを食べたことがあって、このブログでも記事にしてますが。
この「あまおう苺」も、そんなバリエーションの内の一つです。
箱を開けると、個包装になった「一六タルト あまおう苺」が3つ入ってます。
「一六タルト」は丸ごと一本のタイプと、切り分けられて個包装になった「ひと切れ一六タルト」の2種類がありまして。
今回買ったコレは、「ひと切れ」の3個入りタイプです。
個包装のデザインも箱同様に赤をベースにした色使いで、イチゴのイラストも描かれていてオシャレな印象。
袋を開けてみると、中には手のひらサイズの輪切りになったロールケーキのような「一六タルト あまおう苺」が入ってますよ。
真っ白なスポンジ生地で、イチゴジャムの入った赤い漉し餡が巻かれています。
使われている苺は、福岡県産のあまおう苺とのこと。
早速食べてみると、柔らかなスポンジ生地の口当たりが良いですね。
そしてスポンジは、柔らかいままフワッと口の中で溶けていきます。
同様に餡のほうも口溶けが良く、イチゴの風味を残しながらスッとスポンジと共に消えていきますよ。
ただイチゴ風味は予想したよりも強くなくて、あまりハッキリとした苺らしさは感じられません。
とはいえ程良い甘さと味わいはさすがに銘菓「一六タルト」、やっぱり美味しいですね。
コレは冬季の季節限定商品で、販売期間は12月から2月中頃までのようですが。
四国土産としてはもちろん、お茶にもコーヒーなどにも合うオヤツとしてもオススメかと。
購入日と賞味期限から計算して、日持ちは10日程といったところでしょうか。
見つける機会がありましたら、お試しアレ。