スーパーマーケットの催事販売で買った、愛媛の菓子メーカー「一六本舗」の「一六タルト 甘夏みかん」(3個入り税込み486円)です。
甘い物好きの人なら誰でも知ってる、スポンジで餡子を巻いた、タルトという名前ながらロールケーキのような四国銘菓の「一六タルト」ですが。
オレはオリジナルタイプの「一六タルト」はそれほどでもないんですが、フレーバー付けをされた変わり味タイプの「一六タルト」は大好きなんですよね。
今回は先月4月に発売になった夏の季節限定の「甘夏みかん」味を見つけたので、考える間も無く手に取って買った次第です。
昔は一本丸ごとの販売しかされてなかった「一六タルト」ですが、最近は「ひと切れ一六タルト」の名前で小分けされた商品も出てて、チョットだけ食べたい人にも買いやすく便利になりましたよ。
オレが買ったのは、その小分けされた「一六タルト」が3つ入った小さめの箱。
中身の個包装になった「一六タルト 甘夏みかん」は、箱と同様にオレンジ色のミカンをイメージさせる小袋に入ってますね。
「甘夏みかん」は、単に「甘夏」とか「甘夏だいだい」とも呼ばれますが、熊本や鹿児島に並んで愛媛も主な産地として有名です。
東日本での知名度はあまり高くないようですが、西日本ではほとんどの人が知ってるポピュラーな夏の果物なんですよ。
さて袋から出した中身は、こんな感じで「の」の字に餡を巻いたロールケーキといったルックス。
早速食べてみると、周りのスポンジケーキはフカフカで柔らかく、きめが細かくてシットリした口当たりが感じられます。
そして中身の餡は、白餡をベースに甘夏みかん果汁を混ぜ込んであって、アッサリした甘さと柑橘系の香りが良いですね。
柑橘系と言っても酸味や苦味のようなモノは無くて、純粋に風味だけがフワッと口の中に広がるような印象。
さらに、細かく刻んだ甘夏みかんの果皮も入ってるようで、それがより風味付けを強く感じさせているようですよ。
もちろん「一六タルト」定番の柚子果皮も入ってますが、そちらは甘夏みかんに負けてるというか同系なので、ほとんど分からない感じですね。
ややネットリした食感の餡子を舌の上で溶かすようにして味わうと、さらに甘夏みかんの風味が強く感じられて美味しいです。
まさに夏らしさを感じさせる、爽やかな味わいの「一六タルト」でしたよ。
購入日と賞味期限から計算して、日持ちは2週間ほどのようです。
機会がありましたら、この夏の美味しさを是非お楽しみあれ。